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シルバーライフの山歩き日記                                仙丈ヶ岳にて甲斐駒ヶ岳を望む

①天気予報大ハズレの権現山、三ツ森北峰+②展望リベンジも半分の三ツ森北峰~大寺山~坪山(山梨県)

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初冬の展望ハイキングの時期がやってきた。
1129日に富士山などの展望求めて山梨県上野原市の権現山~三ツ森北峰まで歩いたものの、天気予報が大外れで快晴予報がまさかのガス(霧)となり山頂での展望は全くなし。
ただ低山では珍しい尾根を境にしたガスと晴れ間の間を進むという幻想的な稜線歩きを体験できた。


     ①麻生山~三ツ森北峰間の霧佇む幻想的な尾根 <クリックで拡大>
2018_11権現山_049_R

悔しいので3日後の122日に晴天予報を信じて同じ山域にリベンジ決行。
ところが当日も予報が半分外れて山頂での展望は大菩薩側、奥多摩側はくっきりも南西の富士山側はまたも雲で見えず。

富士山は上りの途中で樹々の間から何とか見えたが山頂では雲に覆われ念願叶わず。

リベンジは半分達成も残念な結果となった。
ただ、上空は晴れて暖かい陽ざしが冬枯れの尾根に入り気持ちの良い陽だまりハイキングを楽しめたのが救いだった。

       ②不思議な鏡がかかる三ツ森北峰山頂 
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_052_R

両日を合わせると権現山~三ツ森北峰~坪山まで繋がるので回分をまとめてレポする。


①2018年11月29日(木) 曇り(霧)

コース概略:阿佐ヶ谷-(中央線)-猿橋=(バス)=浅川・・・権現山(1312m)・・・
      麻生山(1267m)・・・三ツ森北峰(1202m)・・・杉平入口バス停
      =(バス)=猿橋駅-(中央線)-阿佐ヶ谷
<コースルート>
キャプチャ

<コースタイム>
キャプチャ2

②2018年12月2日(日) 晴れ時々曇り
コース概略:阿佐ヶ谷
-(中央線)-猿橋=(バス)=杉平入口・・・
      三ツ森北峰(1202m)・・・大寺山(1226m)・・・坪山(1102m)・・・
      御嶽神社・・・びりゅう館(小学校前)=(バス)=上野原駅-

      (中央線)-阿佐ヶ谷

<コースルート>
キャプチャ3

<コースタイム>
キャプチャ4  

①<11月29日>浅川バス停~権現山~三ツ森北峰~杉平入口バス停
JR中央線猿橋駅から08:18発浅川行バスで終点まで約30分乗車。
乗客は私と男性ソロのハイカー2人のみ。
この男性は千葉県市川市からの遠征者(以下市川氏と称す)で終日全く同じルートとなり権現山や三ツ森北峰、下山ルートでご一緒させてもらった。
また、当日ルートで唯一出会ったハイカーでもあった。

        猿橋駅から見上げる霧なびく岩殿山 
<クリックで拡大>2018_11権現山_002-1_R

さて浅川バス停で下車したあと850分過ぎに真直ぐ林道を進んで浅川峠へと向かう一般ルートをとる。
前回(今年1月)saka氏と一緒に権現山に向かった時にはこのバス停から左手へ舗装道を少し進んだ後、地図にない沖ノ沢右股左岸尾根を登ったが今回は1人で無理はしない。
林道から山道に入り標高を上げていくと霧が出始めやや心配となる。

       浅川バス停から今回は真直ぐ林道へ 
<クリックで拡大>       
2018_11権現山_011-1_R  


            林道から山道へ <クリックで拡大>2018_11権現山_015_R  

バス停から丁度30分で浅川峠に到着する。
この浅川峠は権現山ルートと扇山ルートへの分岐点でもあり、今回は左手の権現山へと向かう。

  浅川峠は扇山方面との分岐点        霧が増してくる登山道
2018_11権現山_017_R 2018_11権現山_018_R

霧のなか歩き易い緩やかな登山道を上っていくが、尾根に出る直前は短区間であるが急坂となる。
急坂を登り終え権現山と麻生山を結ぶ尾根(稜線)に出ると権現山は一登りだ。

       尾根に出ると右手にすぐの権現山の姿 
<クリックで拡大>2018_11権現山_023_R

権現山(1312m)にスタートから約1時間40分後の午前10時半過ぎに到着。
本来なら西南方向に秀麗富士が見られるのだが、山頂は四方をガスで覆われ展望は全くなし。
暖かいミルク(加糖練乳)を飲みなが市川氏と暫くガスが抜けるのを待ったが全く回復の兆しがなく三ツ森北峰へと向かう。

          山梨百名山の権現山山頂 
<クリックで拡大>2018_11権現山_026_R  

  三角点のある山頂も今日は静か        ガスの山頂を後にする  
2018_11権現山_024-1_R 2018_11権現山_028_R

麻生山への尾根道を進むと倒木が次々と現れ、越えたりくぐったりして避けながら進む。
これらの倒木は新しいものなので台風24号によるものだろう。

   東側はガスで水墨画の世界        倒木は最近の台風のようだ
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      倒木地帯に突入           次々と現れる倒木      
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一瞬青空が覗く時もあったが霧がすぐ覆うなか麻生山(1267m)に到着。

    青空の期待もすぐダウン           麻生山山頂        
2018_11権現山_040_R 2018_11権現山_042_R

麻生山から三ツ森北峰への尾根は右側(東側)は白い霧、左側(西側)は霧のない晴れエリアという丁度境目のピークを繋いでいて幻想的な風景だ。
登山道はこの尾根を進むので体の右半分が霧、左半分が霧なしといった不思議な感じだ。

     左は「晴れ」、右は「霧」の幻想的な尾根を進む 
<クリックで拡大>    2018_11権現山_047_R

尾名手峠に下り立つ。ここは左手に駒宮ルートを分ける。
指導標識が壊れているが、地面にルート標識が正しく置かれている。

       尾名手峠           地面に置かれた方向表示板         
2018_11権現山_057_R 2018_11権現山_058_R

尾名手峠から三ツ森北峰までは岩場のアップダウンがが続く。
特に今日のルートでは尾名手峠から一旦小さなピークを越えて三ツ森北峰との鞍部へ下る岩場が一番要注意の部分である。
ロープ類はないので急な岩場の下りを見えにくい足場を確保・確認しながら慎重に通過する。
この岩場の通過には約25分を要する。

      いよいよ岩場へ           岩のヤセ尾根を進む
2018_11権現山_061_R 2018_11権現山_062-1_R

     急な岩の下りを覗く          岩の下りを振返る
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      難関をクリアーしもうすぐ三ツ森北峰 
<クリックで拡大>2018_11権現山_072_R

三ツ森北峰(1202m)に権現山から約1時間半後の1210分過ぎに到着。
山頂の木には有名な鏡が山頂標識とともに掛けられている。
けっこう大きな立派な鏡だが真ん中で割れているのが残念である。

      不思議な鏡が掛けられた三ツ森北峰山頂 
<クリックで拡大>
2018_11権現山_082-1_R

          けっこう大きな立派な鏡 
<クリックで拡大>2018_11権現山_074_R

山頂では一瞬青空が現れるもののすぐガスに覆われここでも残念ながら展望はない。

      本来ならこの方面に富士の姿も今日は残念 
<クリックで拡大>2018_11権現山_075_R

ここで昼食をとり、天候の回復を待つこととした。
最近は日清の「カップメシ」シリーズを試していて、今日は「カレーメシ トマトチキン味」だ。
このシリーズは熱湯5分でα米をカレールーに溶かせた形でリゾット風に出来上がり、山では食べやすい味で気に入っている。カップ麺より美味いしお腹にも充実感がある。
今日のトマトチキン味は”AIが考えた”と表示されているが、そこまでは感じられないが・・・

   最近お気に入りのカレーメシ       先程通過した麻生山
2018_11権現山_076_R 2018_11権現山_078_R

残念ながら周りは相変わらず雲の中で、諦めて次のルートへと進むこととした。
今日の予定は大寺山、小寺山を越えて西原峠から下山するルートだ。

山頂北側のすぐ下に分岐があり、ここを左手に下ると鋸尾根を下って杉平入口バス停へと下るルートである。市川氏はここを下っていくので一旦お別れする。

ところが主尾根を大寺山方面へ暫く進んでいくとガスがますます濃く黒くなる方面へ突っ込んでいく状況となり、展望も見込めず寒くなってきたこともあり45分先で撤退を決断。
先程の分岐まで戻り、鋸尾根を下って市川氏を追いかける形となる。


左へ行けば鋸尾根経由で杉平入口バス停へ 真直ぐ尾根を進むがすぐ引き返し
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分岐から暫くは鋸尾根の名に相応しい急坂の下りであるが、すぐ緩やかな道となる。
小さなアップダウンがあるがピークは基本的に巻いていき、トラバ-ス気味に緩やかに下っていく。

  やや急な斜面のトラバース道       やがてなだらかな尾根道に
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やがて尾根が広がった「カワツバタ窪ノ頭」という台地に着くが、ここにはこの鋸尾根ルートで唯一のルート標識が立っている。
ここから尾根を外れて下りにかかるが、道はこの先真っすぐではなく左下へとかなり曲がっていく。だだっ広い場所なので非常に分かりにくくこのルート一番の難所だろう。
目印は木の幹に巻かれた赤や黄色のテープだ。

     カワツバタ窪ノ頭        ルートが分かりにくい台地
2018_11権現山_089_R 2018_11権現山_090_R

進行方向にテープを見つけて丹念に確認しながら辿って下る。
登山道は落葉で完全に隠れていて尾根からのジグザグの下り道なのでテープだけが頼りである。

   赤や黄色のテープが頼り          これは古い倒木
2018_11権現山_091_R 2018_11権現山_092_R

やがて標高を下げてなだらかな下りになると名残の紅葉の樹々も現れほっとする。
落葉を踏みしめ、すっかり日射しが暖かいなか紅葉を楽しみながらの初冬のハイキングとなった。

          日射しが嬉しい紅葉の林 
<クリックで拡大>2018_11権現山_095_R

      市川氏が行く          倒木のきのこと青空         
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美しい紅葉を愛でながら下る
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2018_11権現山_109_R 2018_11権現山_111_R

14時前に民家が近い登山口に下山する。
ここから杉平入口バス停までは20分程かかる。

  民家が見えて登山口はもうすぐ       登山口に下山完了
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      茶畑脇を通過          ここから舗装道をバス停へ
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山頂で期待の展望は得られなかったので近いうちの再訪を心に決めて今日のハイキングを終了する。

②杉平入口バス停~三ツ森北峰~大寺山~小寺山~西原峠~坪山~御嶽神社~びりゅう館
前回の3日後の晴天予報がでた122日ににリベンジ登山を敢行。
スタートは前回の下山口である杉平入口バス停である。
JR中央線猿橋駅から8:28発の上和田行バスに乗車。乗客は今回も私を含めて2人だがもう1人はハイキングではなさそうだ。
25分で杉平入口で下車。

   スタートの杉平入口バス停     バス停から登山口方面の眺め     
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ここから三ツ森北峰までは鋸尾根を登っていくが、3日前に歩いた勝手知ったるルートなので余裕を持って進む。

登山口に入り、麓では紅葉を愛でながら緩やかな道を落ち葉を踏みしめながら上っていく。
今日は青空も広がり気持ち良い冬のハイキングの始まりだ。

     お馴染みの登山口          麓はまだまだ紅葉
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     美しく輝く紅葉          大きい倒木の下をくぐって     
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登山道は落葉で完全に隠れてしまっているが、赤や黄色のテープを丹念に辿っていけば問題ない。
つい3日前に歩いたルートであり、またこれらのテープは上りの場合は目線の前方上部にあって見つけやすく下りのようにルート取りに迷うこともない。

         落葉の道を赤や黄色のテープをたどって進む
2018_12三ツ森北峰_017_R 2018_12三ツ森北峰_018_R  

標高を上げていき振返ると樹々の間から南西方向に何と富士の登場だ。
木が重なり見にくいが、雪を被った富士の姿がはっきりと見え嬉しい。
この分だと山頂ではクリアーな富士にご対面と期待が膨らむ。
(が・・・この期待はあえなく失望に変わるが)

          樹々の間から念願の富士の姿 
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_020-1_R

        本日最初で最後の富士をアップで 
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_021-1_R

さらに赤や黄色のテープを追い、倒木を越えて進むと広い台地状の「カワツバタ窪ノ頭」に出る。

     倒木を迂回して進む         気持ちの良い尾根に
2018_12三ツ森北峰_024_R
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      「カワツバタ窪ノ頭」は山頂まで2/3地点 
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_027_R

左下から来たが本当にルートが分かりにくいカワツバタ窪ノ頭付近 
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_029_R

カワツバタ窪ノ頭から右手斜めに進路を変えてトラバ-ス道に入ると目指す三ツ森北峰がようやく見えてくる。

          目指す三ツ森北峰が現れる 
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_030_R  

尾根を進むと左手の樹々の間から奥多摩の雲取山が見える。

             右奥に雲取山 
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_037_R

さらに岩尾根を進み、最後の急登を上りきれば三ツ森北峰と大寺山を結ぶ稜線に出る。

     最後の急坂の上り            主稜線に出る
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分岐から右手に進めばすぐ見なれた鏡が待つ三ツ森北峰山頂(1202m)である。
スタートから約2時間後の午前11時過ぎに到着する。
今日は誰もいず出発するまで狭い山頂独占である。

          再び三ツ森北峰のピーク 
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_041_R

         鏡を写している自分の姿が鏡に 
<クリックで拡大>           2018_12三ツ森北峰_042_R

期待していた青空は山頂に近づくにしたがい陰ってしまい山頂では雲が上空を覆っている。
富士山方面から東側の東京方面は特に雲が厚く、今日も山頂からの富士はお預けとなってしまった。
富士山方向の右手に三つ峠山がやや霞んで見える程度である。

  本来ならこちらに大きな富士も   三つ峠山(左)~御坂~滝子山(右端)
2018_12三ツ森北峰_044_R 2018_12三ツ森北峰_056-1_R

一方、西側から北側には青空が広がり大菩薩山域がクリアーによく見える。
山裾が切れ落ち美しい姿の滝子山を最南端とする南大菩薩連嶺、湯ノ沢峠を経て北へ連なる小金沢連嶺が長い稜線を見せ、右端が大菩薩嶺である。


     大菩薩山系の大パノラマ 
<クリックで2度拡大し、山名をご覧ください>     2018_12三ツ森北峰パノラマ2山名_R

南大菩薩連嶺の北端である湯ノ沢峠から北側には小金沢連嶺が続くが、その南端の白谷ヶ丸に被って前面に雁ヶ腹摺山が大きく存在感を示している。
雁ヶ腹摺山へ楢ノ木尾根が美しい。

       雁ヶ腹摺山と山頂へ向かう楢ノ木尾根 
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_049-1_R

南側は黒い雲に覆われているが、すぐ近くには3日前に歩いた権現山と麻生山が見える。

         
権現山(左奥)と麻生山(右)
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_058_R

またさらにその右には秀麗富嶽12景の山である扇山と百蔵山が2座並んでいる。

        手前に近い扇山(左)と百蔵山(右)
<クリックで拡大> 
2018_12三ツ森北峰_059_R  

山頂からすぐ下の樹々の間からは北側に奥多摩三山の三頭山、御前山、大岳山が晴天をバックにクリアーに見える。

    
三頭山(左端)と笹尾根の向こうに御前山(右奥)
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_062_R

  
笹尾根の向こうに奥多摩三山の御前山(左)と大岳山(右)
<クリックで拡大>   
2018_12三ツ森北峰_063_R

今日の昼食は「カップメシ」シリーズのチキンラーメン味だ。なかなか美味しい。

昼食ののち後半に入り、三ツ森北峰から先ず大寺山へと向かう。
先程上ってきた鋸尾根分岐を過ぎると狭い尾根を急激に下る。

      細い尾根を下る            ここから激下り   2018_12三ツ森北峰_065_R 2018_12三ツ森北峰_066_R

標高差100mぐらいを下り終えた鞍部から大寺山への上りが始まる。
ここで本日初めてで最後の唯一のハイカーと出会う。ほっと嬉しくなり暫しの会話。
大寺山から急坂を下ってきた若い男女ペアーで松姫峠からスタートして三ツ森北峰へピストンするという。

        大寺山から下ってくるハイカー2人 
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_069_R

三ツ森北峰から30分ほどで大寺山(1226m)に到着する。
ピーク感のない丘のような山頂で手書きの山頂標識が木にかかっている。

        大寺山              平坦な山頂            
2018_12三ツ森北峰_072_R 2018_12三ツ森北峰_074_R

大寺山からは広い尾根が続く。
冬特有の葉が落ちた木々の間を進むが、日射しがたっぷりと入り明るい気持ちの良い尾根歩きだ。
風もなく絶好の陽だまりハイクである。

   広く気持ちの良い尾根道       冬枯れの快適な道を小寺山へ   
2018_12三ツ森北峰_075_R 2018_12三ツ森北峰_077_R

次のピークは小寺山(1165m)だが、目立った山頂ではなくただ木の幹に巻かれた赤いテープに小寺山の文字が書かれているのみである。

       小寺山の山頂は赤いテープのみが目印 
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_079_R

小寺山から下ると林道に出て暫く尾根に沿った広い林道を進む。
林道が右下に方向を変える地点で林道と別れて尾根へ真直ぐ進む。

 右の尾根沿いに並行している広い林道     林道から再び尾根道へ    
2018_12三ツ森北峰_082_R 2018_12三ツ森北峰_086_R

すぐ動物除けの緑の網状フェンスに出会う。
ここからのルートは分かりにくく一旦フェンスの左側へと下ったが方向的に間違いと気づきすぐフェンス地点までバックする。

      石柱と緑の網フェンス地点からは右方向へ 
<クリックで拡大>      2018_12三ツ森北峰_089_R

西原峠へのルートは北方向で、このフェンスを前にして右側のフェンス沿いに下っていくのが正解。すぐ先の木に赤テープが巻かれているのが目印だ。
西原峠まではすぐで短区間だがあまり歩かれていない様子で、小さな木が道に覆いかぶさり藪漕ぎ状態である。
やがて下方に白い車が見え、林道の西原峠に下り立つ。

     フェンス沿いに下る     短い藪漕ぎののちに車が見えて西原峠
2018_12三ツ森北峰_090_R 2018_12三ツ森北峰_091_R

逆ルートをとる場合には、ここから小寺山への登り口は小さな木に巻かれた赤いテープのみで踏み跡も薄く見つけにくいだろう。
左手の広い林道へと誘導されそうである。もっとも林道経由でも遠回りなものの小寺山へは通じているが。

  小寺山へは白い車の左(赤テープ)から登る(左は林道) 
<クリックで拡大>
2018_12三ツ森北峰_093-1_R

ここからは車も通る広い林道を進む。
暫く緩やかに上っていくと林道は左上へと曲がっているが、真直ぐ先に林道から山道へ入る道があるようでピンクのテープが頼りなさげにぶら下がっている。
国土地理院地図ではショートカットのルートのように表示されているのでこの道を進むこととした。

林道は左上へカーブも真直ぐの暗い山道へ   ススキの先に細い赤テープ
2018_12三ツ森北峰_096_R 2018_12三ツ森北峰_097_R

狭い道はやがて広くなりどうやら作業道のようで歩き易い道となる。殆どアップダウンのない水平の道である。
ところが、暫く進んだ地点にショートカットで左上への一般ルートに繋がる分岐があったようだが見落としてどんどん進んでしまった。分岐が本当にあったかどうかは不明であり、このルートを選択したのが失敗であった。

歩き易い道となりドンドン進んだのが間違い この先で行き止まりとなり左上へ
2018_12三ツ森北峰_098_R 2018_12三ツ森北峰_099_R

やがて作業道は行き止まりとなり困った・どうするか?
正規の登山道はGPS(スマホ)での現在地点、周りの地形、地図を合わせて見る限り左上の尾根方向にあるハズである。

道は勿論ないが標高差で7080mぐらいで急坂ではあるが見る限り登れないほどの斜度ではない。
決心して急登と横歩きを組み合わせて崖を登っていく。小さな木の幹を持ちながら足を確保して滑り落ちないように上りやっとのことで正規の坪山への登山道に復帰できた。

赤線が歩いたルートログで×印の分岐で大ミス/行き止まり地点から直登
<クリックで拡大>西原峠ルートミス

復帰した地点は西原峠から坪山間の中間点辺りで時間的には大きなロスとなってしまった。
ここから2つほど小ピークを越えるアップダウンを経て坪山へ近づく。
ヤセ尾根を進み山頂直下のびりゅう館分岐に出会うと山頂はすぐだ。

   ようやく正規の道に復帰        びりゅう館への下り分岐   
2018_12三ツ森北峰_100_R 2018_12三ツ森北峰_102_R

坪山(1102.7m)に14時過ぎにようやく到着。
ここも誰もいない静かな山頂だ。黄色いヒカゲツツジが咲き誇る4月中旬には人で溢れかえる坪山も今はひっそりとしている。

        青空が美しい坪山山頂/右は三頭山 
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_113_R

坪山からの眺めも青空が広がりクリアーである。
北東側にはすぐ三頭山が大きい。

       鶴峠から立ちあがっている大きな三頭山 
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_106_R

三頭山からは右手に笹尾根の長い稜線が生藤山まで続き、更に山並みは陣馬山、高尾山へと連なっている。

      笹尾根南端の生藤山と陣馬山方面の山並み 
<クリックで拡大> 2018_12三ツ森北峰_107-1_R

北には雲取山から飛龍山へと続く奥秩父の主脈がクリアーに見える。

      飛龍山(左)~雲取山(右)の奥秩父主脈 
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_111_R

大菩薩方面は木に遮られ見にくいが何とか大菩薩嶺と小金沢山が確認できる。

    小金沢山(左)~大菩薩嶺(右)の大菩薩の山並み 
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_112_R

坪山からの下山は東(尾根)ルートを選択。
麓の登山口である御嶽神社から坪山へのルートは西尾根ルートと東尾根ルートがあり周回できるようになっている。
前回は上りにヒカゲツツジの多い西尾根ルートを登って下山はびりゅう館へ下ったので、今回は未踏の東ルートをとったわけである。

ただ、東ルートは岩や急坂が多いので東ルート開始地点に「東ルート通行危険」の目立つ標識がかかっている(通行禁止ではない)。慎重に下ることにする。

山頂から10分程下る区間は特に岩場が続く。ロープもあるので補助に使いながら三点確保をしっかりと意識して下る。
その後も狭いヤセ尾根や急坂が続くので要注意である。

    注意しながら東ルートへ      急坂が続くが要所にロープ有り      
2018_12三ツ森北峰_116_R 2018_12三ツ森北峰_118_R

          下ってきた岩場を振返る 
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_119_R

            岩のヤセ尾根 
<クリックで拡大> 2018_12三ツ森北峰_122_R

昨年12月、この東ルートで男女3名が滑落死した遭難事故があった。
今回ルートをよく観察しながら下ったが、滑って転落しても斜面には木もそこそこあって引っかかるとも思われ3名同時滑落死は考えにくい。想像するに3人が岩場で間隔を空けずに下り一番上部の人が滑落して他の2人を巻き込んで落ちたのだろう。岩場や急坂では間隔を空けるという登山の基本中の基本を守らなかったせいだろうと思われる。

ヤセ尾根を下り終えた後に最後の難関が待っていた。
落葉で埋まり滑りまくりの急坂の下りで設置されているロープを持たなければまず下りられない。
ロープを持っても滑ってお尻をつく始末である。

  落葉で滑る大変な急坂をロープを使ってやっと下り終える 
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_127_R

山頂から何とか50分ほどで登山道入口の東ルートと西ルートの分岐に到着。
ここにも東ルートの通行注意書きが掲げられている。

 左から下山 / 右は西尾根ルート       東ルートの注意書き 
2018_12三ツ森北峰_131_R 2018_12三ツ森北峰_130_R

この分岐の下がすぐ御嶽神社である。参道の両側の杉の大木が凄い。

       下山地点の御嶽神社と立派な杉の巨木 
<クリックで拡大>2018_12三ツ森北峰_133_R

この御嶽神社前にもバス停があるが、坪山からの下山を予定より早く終えることができたので次のバスまでまだ時間がある。
そこでびりゅう館まで約20分車道を歩き手打蕎麦をいただいた後、びりゅう館前の小学校前バス停から上野原駅へと向かった。

     奥が「びりゅう館」         美味しい手打ち蕎麦
2018_12三ツ森北峰_141_R 2018_12三ツ森北峰_140_R

今回2回の山行で色々想定外のこともあったが、権現山から坪山までロングルートを歩くことが出来、そこそこの展望と幻想的なガスの尾根歩き、また初冬らしい尾根を進む陽だまりハイキングを楽しむことができ合格点だったと思う。

<アクセス>
往:阿佐ヶ谷(6:51)-(中央線/1140円)-(7:46)高尾(7:47)-(8:24)猿橋
  猿橋駅(8:28)=(バス/440円)=(8:53)杉平入口
復:小学校前(15:56)=(バス/940円)=(16:47)上野原駅
  猿橋(16:52)-(17:08)高尾(17:15)ー(17:57)三鷹(18:01)-
  (18:10)阿佐ヶ谷


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(以上)
 


 
[ 2018/12/05 10:14 ] 中央線沿線 | TB(0) | CM(2)
力作ですね
Yamatake様

ヤマレコからこちらに飛んできたのですが、2山行分を合わせた、丁寧な文と精細な写真など圧倒的な迫力ですね。山名表示やコース図表など、手間もかかっています。
私は山行前の事前調査と、山行後の写真整理とルートレポに時間をかけるぐらいで、あくまでも個人の山スキルアップのPDCA使用用途です。このように多数の人の目に触れること前提の綿密な報告アクションはしていません。せよ と言われてもできませんが。このようなレポートがあってこそ、多くの人が啓発され、また安全に登山を楽しまれるのでしょうね(私もその一人です)。まったく脱帽、敬服です。

カップメシシリーズはトマトチキン味がよいとのこと、試してみます。

来年の計画も着着と準備中のご様子ですが、それに備え、冬の体力向上に、お互い務めましょう。

Yumi
[ 2018/12/10 08:42 ] [ 編集 ]
Re: 力作ですね
Yumiさま
いつもご覧いただき有難うございます。
またお褒めをいただき恐縮するとともに励みになります。

それにしても今年は天気予報も直前や当日に変って翻弄され山屋にとっては大変です。異常気象も定着してしまったかのようです。
⓶回目の12月2日は東京も晴れ予報だったのですが実際は曇りで最高気温11度一寸と寒く一時雨も降ったようです。
幸い、山梨は晴れ間が覗いていたのでまだ助かったという塩梅です。

カップメシシリーズでは一押しは「シーフード味」、2番目が「ビーフカレー味」、3番目が「トマトチキン味」(トモト味が好きな方はランクがあがるかも)でしょうか。「チキンラーメン味」はやや落ちるか。「キーマカレー味」はこれから試す予定です。色々の味があって昼食も楽しくなりました。

yamatake
[ 2018/12/10 21:05 ] [ 編集 ]
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山岳(やまたけ/yamatake)

Author:山岳(やまたけ/yamatake)
・スローライフに入り10年目
・健康維持と山歩きのトレーニングを兼ねてジョギング&ウォーキングを実践
・カメラを手に四季折々の山歩きを楽しんでいる

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